
住み手と共に地域に根ざした住まいづくり
木造書籍の出版
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日本の大工道具
著 者:前 場 幸 治
1993年 神奈川県厚木市生まれ
主な著書:「大工今昔」「古代瓦考-相模国分寺千代台廃寺」「国分寺古瓦拓本集」「墨壺の美」「鉋の美」「棟梁よもやま話」「建築大工用語集」「大工という生き方」「大工魂」等
価 格:2000円+税
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日本の大工道具 <目次>
一 大工道具の始まり
日本の大工道具は世界の「王者」
生活の知恵からの大工道具
斧をつかった船作り
三内丸山建築の手法 一
三内丸山建築の手法 二
巨大な柱はどのように建てられたのか
屋根があったのか、なかったのか
巨大な栗材をどのように伐り出したのか
大きな栗の木の下で
優れた石斧
三内丸山遺跡と同じ縄文尺か
富山「桜町遺跡」(縄文中期その一)
富山「桜町遺跡」(縄文中期その二)
弥生時代に金属の道具が出現
稲作農耕、木器文化のなかで誕生した金属利器
今日の鋸の原型となった古墳時代の鋸
道具の質、技術の向上を垣間見せる「法隆寺」
大工道具が分化、洗練された奈良・平安時代
鎌倉・室町の道具の改良が新たな道具を次々生んだ
建築の増加と共に道具が進化した近世・江戸時代
明治時代から近代
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二、日本の大工道具
墨壺(すみつぼ)
墨指(すみさし)
指金(さしがね)
鉋(かんな)
鋸(のこぎり)
鑿(のみ)
錐(きり)
手斧(ちょうな)
鑢(やすり)
玄能(げんのう)
掛矢・木槌・柊づち(かけや・きづち・さいづち)
罫引(けひき)
天然砥石(てんねんといし)
バール
閻魔(えんま)
鉞(まさかり)
留め形(とめがた)
釘締・白糸巻・刳小刀(くぎじめ・しろいとまき・くりこがたな)
端金・尺杖・下げ振(はたがね・しゃくづえ・さげふり)
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循環型社会と木材
著 者:前 場 幸 治
1994年8月発行 ⇒目次概要
著 者:有 馬 孝禮
東京大学大学院農学生命科学研究所教授
「エコマテリアルとしての木材」ほか、木質構造、木質材料等についての著書多数
価 格:1400円+税
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循環型社会と木材 都市にもう1つの森林<目次>
I エコマテリアルとしての木材
1、「資源か環境か」では答えではない。
2、環境保全をもたらす木材
II 生きている木
1、生命体としての性質
2、気は弱いといわれるが
III 木材の等級区分と信頼性の評価
1、エンジニアリングウッドの登場
2、エンジニアリングウッドの特徴
3、木のも魅力
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IV 新しい木造と 木材利用
1、新しい木構造の試み
2、都市にもう一つの森林を
V 地震災害と木造住宅
1、「木造住宅は弱かった」という誤解
2、木造住宅の地震対策
VI 環境保全をもたらす木材
1、木材のリサイクルを
2、木材再資源化の炭素収支
3、リサイクルを阻害するもの